ファイナンスがわかる人は、出世が早い!「会計」と「ファイナンス」を学ぶ書籍5選
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経営戦略だとかマーケティングといったテーマはわりとイメージがつきやすいと思うんですが、
ファイナンスというとややとっつきにくいイメージがあります。
「自分は経理部でも財務部でもないから関係ないかな?」とか「そもそも簿記が理解できず挫折した」
という声はよく耳にすると思います。
私も得意ではないのですが、そもそもでファイナンスって?という方に向けておすすめする書籍を紹介します。
そもそもファイナンスとは?
「ああ。ファイナンスね。決算書とか読むやつでしょ?」そもそも会計とファイナンスを混同している人も多いと思います。
いや、間違ってはいないのですが、一番大きな違いは、前者は「利益」をみて、後者は「キャッシュ」をみる点です。
もう少しわかりやすくいうと、「健康診断書」が会計で、「健康のために何をすべきか考えること」がファイナンスです。
つまりは、時間軸に大きな違いがあります。
会計は「過去・現在」の状況をみて、ファイナンスは「未来」の状況をみるということです。
書籍の紹介
ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務 (光文社新書)とりあえず大枠を理解したい人用では、「ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務」がおすすめです。
「ファイナンスとはなにか?」という基本的な質問から解説が始まり、ファイナンスの活用の仕方まで、本当に分かりやすく解説されています。
出世したけりゃ 会計・財務は一緒に学べ! (光文社新書)
比較的新しい本ですが、具体的な企業の財務諸表をもとにしっかりと説明してくれる点がおすすめです。
また、M&Aや新規事業の評価の仕方について財務3表をヒントに考える理論なども公開しています。
ユニクロ監査役が書いた 強い会社をつくる会計の教科書
ちょっと監査、管理会計の要素が強いのですが、経営管理の観点でおすすめです。
ユニクロの実例を引き合いに出しながら、どういう指標をKPIに定めて、どのような改善を行って来たのか、
読んでいるだけで勉強になります。
会社の値段 (ちくま新書)
ホリエモンの「カネで買えないものはない」が引用されている印象的な書籍。
株式市場のマネーゲームという人たちに対して、「お金はフェアであり、きちんと企業を値付けできる投資家が育てば、適正な価格が形成され、マネーゲーム的投機家があぶく銭を得ることも株価をつり上げる経営者もなくなる」としている。
著者の熱い想いが感じられるのおすすめポイントです。
MBAバリュエーション (日経BP実戦MBA2)
次にこれは必読。「会社の値段って誰がどうやって決めるの?」という素朴な疑問に答える本 です。テクニカルな面での内容は基礎的なレベルを包括しており、また著者の投資銀行での実務経験を踏まえた実際のバリュエーション実務の勘所が示されている点がおすすめポイントです。
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